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人生反面教師
人の振り見て我が振り直そう

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別に自分の経験談ではないが

「高ぇなあ。マケねえかい?」
「何ぃ?冗談言うない!これだけの鯛をマケろだと?手前ぇの様にものの判らねぇ客に売る鯛なんざ有りゃしねえや!おととい来やがれ!」
等という会話は、昔なら「何と無く有りそうな話」という感じも有ったが、現在では迚もの事に現実的な話だとは思えなくなって来ている。
上の例は些か極端に過ぎるやも知れんが、それにしたって最近の、客へ対しての「媚び・へつらい」の追求は、度が過ぎやしないか。

だが、それは企業側の姿勢であり、他社と差別化を図ろう意図の元に勝手にやっているだけの事であるから、別段文句を言う筋の話ではないし、やりたけりゃやらせておけば良い。
問題は・・というか、疑問に思うのは、それに慣れてしまった客の傲慢さ(?)から生じる「怺え性の無さ」である。

何処から何処迄を「怺え性が無い」と判断するかは人に依るから、こういう話をし出すとどうしても私の主観的価値観を基準に話を進めてしまう事になるが、ま、読み進んで戴こう。
例えば70年代、個人経営の古本屋に入ると、店の奥に座ってるオッサンは新聞を広げてコチラを一瞥するだけだったりした。
此処迄はいい。例えば其の後、本の事を訊こうとしてオッサンに話し掛けると、ぶっきらぼうを通り越して、半分怒った様な口調で面倒臭そうに応対されたとしたら、これは頭に来る。

「コチラを一瞥しただけ」である事は、気分良くは無いが、ほぼどうでも良く、其の後「横柄な態度を取られた」事に腹を立てるというのは、尠くとも私の年代の男であってみれば、そうそう変な事でも無い様に思われる。
「コチラを一瞥しただけ」に腹を立てぬのは、「それが一般に広く有った事」であるからで、慣れているからだろう。

ところが現在は、「横柄な態度を取られた」等は言わずもがな、「コチラを一瞥しただけ」で「いらっしゃいませ」を言わない事で既に腹を立てる「怺え性の無い」奴がある。
先にも言った様に、そもそも企業側が「いらっしゃいませ、今日は」等と言い出したのは、客に媚び・へつらって「ウチを贔屓にして貰おう」とのコスイ考えから出たものであり、客の方から求められて始めたものではない。
随って客は、そういう企業の態度が気に入れば再度当該店舗に出向けば良いし、それがうざったかったらもう行かなければ良いだけの事なのであるが、「いらっしゃいませ」の後に「今日は」を、然も笑顔で大きな声で言うのが一般に定着してしまうともう、そうでなくては「自分が疎かにされた」という被害妄想を抱くに至り、結果、当該店舗の本部等に「あすこの店では何時行ってもいらっしゃいませを言われない」等という苦情を持ち込んだりするのである。

あんなに気持ちの籠ってない「いらっしゃいませ」が、そんなに嬉しいか?亦は「いらっしゃいませ」を言われないと我慢ならないか?
何時からそんな我儘になってしまったんだキミは。
甚だしきは、「あすこの店は元気が無い・活気が無い」等という申し立てをする奴があるが、なんじゃそりゃ?
元気が無いのが気に入らなければ行かなけりゃいいだろう。それをわざわざ本部に訴えを起こし、改善して貰って迄買いに行きたいのかキミは。
元気が有る様に見せかける事に成功しているかどうか。それを遵守しているかどうかをチェックし、且つ其の事自体が企業の方針としてどうか(例えば洋服屋なのに八百屋の様な大声出していいのかとか)という是非を云々するのは本部のエライさんのする事で、貴方は只単に「それが自分の気に入るかどうか」を判断して、数多有る小売店舗を取捨選択すれば事足りる話だろうに、何で一体そんな事を一々チェックして廻らなければ気が済まなくなってしまったのだ?
大体元気が有って嬉しいのか?「あすこは元気が有っていいから買いに行こう」等と云う判断基準を本当に設けているのかキミは。
そりゃ常軌を逸した険悪なムードが漂っているよりはいいか知れないが、基本的には、私なら店の「綺麗さ」と「品揃え」で店を選ぶが。

話が逸れた。
先の古本屋の主人の態度で此の世の中を生き残っていけるかどうかは我々にはどうでも良い。自然淘汰されて閉店に追い込まれても、それは自分の選択の結果であるから、消費者が云々する必要は無い。それと同じで、何度も言うが、店が気に入らなかったら行かなきゃいいだろう?それを何故わざわざ本部に「改善要求」という形で意見したりするのだ?
「大きな御世話」プラス「意地悪して脳内麻薬物質に酔う野蛮人」以外の何者でも無い行為でしかないな。

「意地悪」という訳は、こうした世の中だと企業側としても「御客様が白と言えば、黒も白」的姿勢であるから、客がどんな些細な事でも、有る事無い事本部に言い立てれば、本部としても何らかの処分を当該店店長に対して取らざるを得なくなる。それを逆手に取った手段であるという意味でである。

電子メールという手段が発達した現在、こうした「讒言メール」は後を絶たないというから、企業としてもイチイチ本気にはしないだろうが、それでも名指しで苦情が来た店舗にはそれなりの対応をするだろう。
人間、どんな些細な文句でも、面と向かって<苦言>をされれば嫌な思いもする。況んや気にする性質の人は、それで禿げたり、胃に穴が開いたりするかも知れない。
たかだか「自分が気に入らなかった」だけの事で、こうした結果を引き起こす事を想定して讒言に及び、脳内麻薬の悦楽に浸るなんというのは、テクノロジー面は言うを俟たず精神面での発展をも求めて来た人間の、是迄の功績に逆行する原始的衝動であると言えよう。
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  1. 2005/12/25(日) 01:51:15|
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